令和6年能登半島地震で被災された皆様へ、心よりお悔やみ申し上げます。
迅速な復興と皆様の安全を心よりお祈りしております。一日も早い復興をお祈りしています。
この記事には、災害および災害対策に関する内容が含まれております。
皆さんは災害に備えた防犯グッズの準備はしていますか?
日本は地震大国と呼ばれているほど地震が多く、数年に一度死者がでるような大きな地震が発生しています。
以下に1943年~2024年現在までの地震災害について、纏めました。
項番 | 発生年 | 名称 | 規模 | 死者 |
---|---|---|---|---|
01 | 1943(昭和18年) | 鳥取地震 | M7.2 | 1,083人 |
02 | 1944(昭和19年) | 東南海地震 | M7.9 | 1,223人※ |
03 | 1945(昭和20年) | 三河地震 | M6.8 | 2,306人※ |
04 | 1946(昭和21年) | 南海地震 | M8.0 | 1,443人※ |
05 | 1948(昭和23年) | 福井地震 | M7.1 | 3,769人 |
06 | 1964(昭和39年) | 新潟地震 | M7.5 | 26人 |
07 | 1968(昭和43年) | 十勝沖地震 | M7.9 | 52人 |
08 | 1978(昭和53年) | 宮城県沖地震 | M7.4 | 28人 |
09 | 1983(昭和58年) | 日本海中部地震 | M7.7 | 104人 |
10 | 1984(昭和59年) | 長野県西部地震 | M6.8 | 29人 |
11 | 1993(平成5年) | 北海道南西沖地震 | M7.8 | 230人 |
12 | 1995(平成7年) | 阪神・淡路大震災 | M7.3 | 6,437人※ |
13 | 2004(平成16年) | 新潟県中越地震 | M6.8 | 68人 |
14 | 2005(平成17年) | 福岡県西方沖地震 | M7.0 | 1人 |
15 | 2007(平成19年) | 能登半島地震 | M6.9 | 1人 |
16 | 2007(平成19年) | 新潟県中越沖地震 | M6.8 | 15人 |
17 | 2008(平成20年) | 岩手・宮城内陸地震 | M7.2 | 23人※ |
18 | 2011(平成23年) | 東日本大震災 | M9.0 | 18,446人※ |
19 | 2016(平成28年) | 熊本地震 | M7.3 | 273人 |
20 | 2018(平成30年) | 大阪北部地震 | M6.1 | 6人 |
21 | 2018(平成30年) | 北海道胆振東部地震 | M6.7 | 43人 |
22 | 2021(令和3年) | 福島県沖地震(2021年) | M7.3 | 3人 |
23 | 2022(令和4年) | 福島県沖地震(2022年) | M7.4 | 3人 |
24 | 2023(令和5年) | 石川県能登地方を震源とする地震 | M6.5 | 1人 |
25 | 2024(令和6年) | 令和6年能登半島地震 | M7.6 | 240人(2月4日時点) |
40年間で25回も大規模な地震が発生しております。この数字は1年半に1回のペースです。
地震が発生することで、岩盤のストレスが適度に発散されて大地震が軽減されるといった話も耳にしたことがありますが、同じ地方で大規模な地震が起きていることも踏まえると、何回も大規模な災害に見舞われる可能性もあります。
そのような大きな災害で、役立つのが防災グッズです。
本記事では、災害時に必要になる防災グッズについて、紹介していきます。

この記事は以下のような人におすすめ
・防災意識が高まってきた人
・どんな防災グッズを準備すればよいかわからない人
・おすすめの防災グッズが知りたい人
忙しい人向けの結論QA
- Qどんなものを準備するべき?
- A
水、食料、薬やモバイルバッテリーを備蓄しておきましょう。
5年程度保管できる水や食料もあるため、防災グッズとして準備しましょう。
個別に準備するのがめんどうな人は、防災セットをおすすめします。
防災グッズの種類とは?
まずはこれ!用意しておくべきおすすめの防災グッズを10種類ご紹介します。
- 飲料水
- 食料/非常食
- 衛生用品・生理用品
- 医薬品
- 簡易トイレ
- モバイルバッテリー
- 防寒具・アルミブランケット
- 防災用手回しライト
- ホイッスル
- 現金
「なぜ?」「どれくらい備蓄すればいい?」「どんなものがおすすめ?」といった疑問に次の章で答えていきます。
用意しておくべき防災グッズ おすすめ紹介!
用意しておくべき防災グッズの詳細と備蓄量やその理由をご紹介します!
1.飲料水
必要量:1人/3ℓ×3日分(2人なら18ℓ、4人なら36ℓ)
使い道:言わずもがな。生きる上での必需品です。保存期間が過ぎたら新品に交換するなど、定期的な見直しも必要です。頻繁な入れ替えは難しいと思います。
そのため、保存水といわれる長期間保存できる水を収納の奥に入れておくことをおすすめします。
2.食料/非常食
必要量:1人×3日分(1日3食の場合、9食分)
使い道:こちらも言わずもがな。生きる上での必需品です。災害時にはライフライン(ガス、電気)が停止する可能性があります。調理しなくても食べれるレトルト食品や缶詰、お菓子などの食料を準備しましょう。
乾パン、缶詰やチョコレートは備蓄しておいて損はありません。
乾パンの賞味期限は5年と長期保存ができます。数十年前は味がない硬いだけの食料でしたが、最近の乾パンは香ばしく食べやすくなっています。
缶詰やチョコレートもたんぱく質や糖分を補うことができ、貴重な備蓄食料になります。
ここ最近は非常食セットと呼ばれる長期保存できる食料セットも販売されております。味もおいしく災害時に活躍すること間違いなしです。※5年保存できるセットのリンクも張っておきます。
3.衛生用品・生理用品
必要量:1人×2~3日分
使い道:非常時でも健康を維持するために必要です。具体的には、トイレットペーパーや除菌ウェットティッシュ、マスクやタオル、女性であればタンポンやナプキンなどの生理用品も追加で備蓄しておくとよいです。
災害発生時には、上記のような衛生用品・生理用品は手に入らなくなります。
腐ってしまうものではないので、一定量備蓄しておくことをおすすめします。
4.医薬品
必要量:1人×2~3日分
使い道:災害時には、落下物によるケガや環境変化による体調不良に見舞われる人も多いです。
また持病がある方は、常備薬やお薬手帳を持ち出せるように事前に玄関近くに保管をしておいてください。道路の断線等で数日入手できない場合もありますので、念のため常備をしておいてください。
用意しておいたほうがよいおすすめの常備薬は、鎮痛剤、胃腸薬や整腸剤です。
食事の補助としてマルチビタミンやビタミンCなどを備蓄すると安心できます。
5.簡易トイレ
必要量:1人×2~3日分(1日5回と仮定し15回分)
使い道:こちらも生命維持には欠かせません。
地震による影響で、地下の水道管がズレてしまい、上下水道が使用できなくなります。
トイレにて水が流せなくなってしまいますので、簡易トイレはぜひ備蓄しておいてください。
6.モバイルバッテリー
必要量:1~2人で1つ程度
使い道:電話や情報収集を1つですべてこなせるスマートフォンは、何もしなくても充電が減っていきます。また災害時には、電波がつながりにくくなり、普段よりもより多く充電が減る可能性があります。
場合によっては計画停電などが発生することもあります。
可能であれば容量が大きめのモバイルバッテリーを1つ常備しておくとよいでしょう。
そうはいっても普段から災害のためにモバイルバッテリーを充電しておくルーティンを継続することは、なかなか難しいと思います。太陽光で充電できるソーラーパネル付きのモバイルバッテリーをおすすめします。
7.防寒具・アルミブランケット
必要量:1人/1つ程度
使い道:災害時にはライフライン(ガス、電気)が停止する可能性があります。真冬に災害が発生した際には、凍死につながる可能性もあります。
避難所に避難したとしても、防寒具が全員分満足にあるわけではありません。また避難所のほとんどは学校の体育館が多いですが、電気が通っていても日本の体育館には、暖房がついていないことがほとんどです。
そのため、いざという時の持ち運びに便利な防寒具やアルミブランケットは用意しておきましょう。
8.防災用手回しライト
必要量:2人~3人で1つ程度
使い道:モバイルバッテリーを紹介しましたが、防災に特化した手回しライトも常備しておきたいです。
ラジオ、懐中電灯、読書灯、モバイルバッテリー、SOSアラームなど便利な機能が搭載された防犯用手回しライトは1つはおいておくと便利です。
スマートフォンとこれさえあれば、災害時でも安心できます。
防災グッズを色々買うのがめんどくさい方でも、持っておいていただきたい商品です。
9.ホイッスル
必要量:1人1つ程度
使い道:電力が必要ないホイッスルは、防災グッズ準備の時に忘れられがちです。
瓦礫の下敷きになった際や、窓や扉がゆがみ閉じ込められてしまった場合、数日間食事がとれておらず体力が疲弊してしまっている場合には、大声が出せない可能性があります。
防災用のホイッスルがあれば救助隊に居場所を知らせることができます。
また避難所で暴漢に襲われる事件がありました。念のため首から下げてすぐに使用できるホイッスルを持っておくことをおすすめします。
10.現金
必要量:3万~5万円程度
使い道:電子マネーやクレジットカードが復旧していますが、災害時には電気が使えないため役に立ちません。
災害時に信頼のは現金です。
災害を見越して一定額は自宅に保管しましょう。ただし火事場泥棒が必ず自宅に入るというマインドの元、避難する場合には、すべて持っていけるように事前に避難用品とまとめて置くことをおすすめします。

著者おすすめの防災セット
防災セットの準備が面倒だと思っている人は多いと思います。
おすすめを記載しましたが、色々購入するのが面倒という人は、以下セットを強くおすすめします!
1人用のおすすめ防災セット
2人用のおすすめ防災セット
まとめ
いかがでしたか?
1年半に1回程度の頻度で、大規模な地震が発生していると聞いたら他人事だとは思えない人が多いと思います。
「来年は自分の住んでいる場所で災害が起きるかもしれない。」
大げさかもしれませんが、防災とはその可能性を考慮して準備を行うことです。
この記事をきっかけに、防災グッズを準備してみていただければと思います。
また災害後のことを考えて、災害保険、地震保険などに加入しておいてもよいかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。