こんにちは、たいがです!
コロナウィルスの流行が終息した現在も、在宅ワークを続けている方や、外出自粛期間中に新しい趣味を見つけた方が多いことでしょう。
在宅勤務者や趣味で長時間デスクワークに取り組む方々は、デスクやダイニング、リビングの椅子を主な作業場所としているかもしれません。
しかしながら、正しい姿勢を欠いたまま作業を行うことは、腰への負担による腰痛や、猫背やストレートネックに起因する首や背中の痛みの原因となり得ます。
著者も長い間腰痛に悩んでおり、色々な製品を検討し改善に至りました。
ぜひ悩んでいる皆さんにも知っておいていただきたく、今回はチェアクッションの種類やおすすめをご紹介していこうと思います。
この記事は以下のような人におすすめ!
・長時間のデスクワークをしている人
・デスクワークで腰痛や体の痛みに悩まされている人
・腰痛や猫背を予防したい人
忙しい人向けの結論QA
- Q腰痛や猫背対策は何がおすすめ?
- A
オーソペディッククッションと、ジェルクッションやフラットクッションを組み合わせて使うことをおすすめします。
本当に腰痛に悩まされている、予防したい方は腰を支えてくれるクッションを購入してください!
チェアクッションの種類について
チェアクッションは主に8種類に分類されています。
それぞれの特徴は以下の通りです。
- フラットクッション:
- 簡素なデザインで一般的な座椅子や椅子に使用される。
- シンプルながらも座り心地を改善するための基本的なサポートを提供する。
- ジェルクッション:
- 冷却効果があり、通気性が高いジェルが内蔵されている。
- 長時間座っていても体温の上昇を抑え、快適な座り心地を提供する。
- エアクッション:
- 空気を充填したクッションで構成され、硬さを調整可能。
- 姿勢のサポートや座り心地のカスタマイズが可能。
- オーソペディッククッション:
- 腰痛や姿勢のサポートに特化した設計。
- 通常、コクシクスの部分にくぼみがあり、脊椎を適切な位置に保つ。
- ヒーター付きクッション:
- 寒冷地域での使用に適している。
- 内蔵ヒーターが温かさを提供し、座ることによる冷えを軽減する。
- 振動マッサージクッション:
- 内蔵の振動ユニットがマッサージ効果をもたらす。
- 疲労軽減やリラックス効果が期待できる。
- ワッフルクッション:
- ワッフル模様の構造で通気性が高く、湿気を逃がす。
- 血行促進や快適な通気性を提供する。
名前だけ聞いてもピンとこない方がほとんどかと思います。
この記事では、長時間のデスクワークに焦点を当て上記の1~4のクッションについて、プラスポイント、マイナスポイントやおすすめ度を発表していきます。※あくまで個人的な見解です。
それではどうぞ!!
フラットクッション
フラットクッションは、低反発性ポリウレタンフォームや綿を使用したクッションです。
一番メジャーで安価なクッションとなっており、皆さんも一度は目にしたことがあることでしょう。
綿や低反発性ポリウレタンの厚みや反発具合は製品ごとに様々です。
ホームセンターやショッピングモール、雑貨やなどで販売していることも多く、多くの企業が手がけていることから、サイズや厚み、反発具合が様々で、自分にあった商品を見つけることができる可能性も高い商品です。
個人的評価は以下の通りです。
価格帯 ★★★★★
腰への負担軽減 ★★☆☆☆
お尻への負担軽減 ★★★★☆
耐久度 ★★☆☆☆
デスクワークへのおすすめ度は「中」とさせていただきます。
◆プラスポイント
安価でコストパフォーマンスが良いです。
柔らかくお尻の負担を軽減してくれるところは、評価ポイントです。
◆マイナスポイント
ただし、長期間使っていると、綿や低反発ウレタンがヘタレてくる可能性があります。
また柔らかすぎて腰痛が悪化することもあります。
ジェルクッション
ジェルクッションは、ジェルと呼ばれる透明なゲル状の材料を使用して作られたクッションです。
ジェルは通常、水やシリコーンなどの素材からなり、柔軟で弾力性があります。この特性により、ジェルクッションは圧力を分散し、腰やお尻への快適なサポートを提供することが可能です。
ジェルクッションの主な特徴の一つは、温度に対する感受性が低いことです。他の一部のクッション材料が温度変化によって影響を受けるのに対し、ジェルは温度が安定しています。そのためジェルクッションは座ったり寝たりする際に外的環境の影響を受けずいつでも同じ柔らかさや取り回しができるため快適です。
また形状が特殊で、ハチの巣状になっており圧力を分散する作りなっています。そのことからお尻や腰への負担を減らしてくれます。
個人的評価は以下の通りです。
価格帯 ★★★★☆
腰への負担軽減 ★★★☆☆
お尻への負担軽減 ★★★☆☆
耐久度 ★★★★☆
デスクワークへのおすすめ度は「中」とさせていただきます。
◆プラスポイント
流通量が増えており、ここ数年で安価になってきている。
ポリウレタンと比べてヘタレることがないため、耐久性に優れている。
◆マイナスポイント
硬い商品を選ぶと腰に優しいですが、お尻に優しくないです。
柔らかい商品を選ぶとお尻には優しいですが、腰に優しくありません。
バランスの難しい商品だと思います。
エアクッション
エアクッションは、ウレタンやジェルの代わりに空気を入れたクッションです。
調整可能な空気圧による快適性、振動や衝撃の吸収による安定感、体圧の均等な分散効果、軽量かつコンパクトな設計、そして高い耐久性と耐摩耗性が特徴です。
座る部分の圧力軽減や血液循環の促進が可能で、医療や福祉など多岐にわたる用途で利用されています。
キャンプやハイキングなどでコンパクトに持ち運びができることからアウトドアブームにて注目を集めています。
屋内外でも気軽に使えることがポイントです。
個人的評価は以下の通りです。
価格帯 ★★★★★
腰への負担軽減 ★☆☆☆☆
お尻への負担軽減 ★★★☆☆
耐久度 ★★☆☆☆
デスクワークへのおすすめ度は「小」とさせていただきます。
◆プラスポイント
何をとっても値段が安いです。手の出しやすさは評価ポイントです。
空気がクッション素材となっているため、何回も空気を入れなおして調整することができるのはポイントです。
◆マイナスポイント
素材が空気のため、だんだん空気が抜けることが多く、一定期間で調整をしてあげる必要があります。
また穴が開いてしまった場合などには、買いなおしになるので、長期間、長時間毎日使うクッションとしては不安が残ります。
また腰を支える支柱がないため、腰や背中で無意識にバランスをとって座ることになるのも、背中に力が入ったり、腰痛につながる可能性があります。
オーソペディッククッション
オーソペディッククッションは、脊椎や関節へのサポートと快適性を提供する特別なクッションです。
脊椎の自然な曲線を支え、正しい姿勢を維持することで脊椎への負担を軽減します。
体重を均等に分散し、腰痛や坐骨神経痛などへの対処に優れ、医療機関でも使用されています。
ここ数年では、流通量も増えておりますが、まだまだ「これだ!」というメーカー製品もなく、色々な企業で顧客シェア率の競争が続いています。
オーソペディッククッションは、長時間の座位作業などでの快適性と健康促進に貢献してくれるおすすめクッションです。
個人的評価は以下の通りです。
価格帯 ★★☆☆☆
腰への負担軽減 ★★★★★
お尻への負担軽減 ★★★★☆
耐久度 ★★★★☆
デスクワークへのおすすめ度は「大」とさせていただきます。
個人的に今回一番おすすめの製品です。
◆プラスポイント
何といっても腰を支える構造になっており、お尻だけで腰を支えないのが特徴です。
たとえ背もたれがある椅子でも、人間の座っているときの姿勢にフィットしなければ意味がありません。
ほとんどの椅子は背もたれが深めに設定されており、デスクワークで前傾姿勢になった時には腰を支えられません。このクッションが追加であれば腰を包むように支えてくれます。
また耐久力に優れた製品が多いです。
◆マイナスポイント
値段が他のクッションより高価なことが多いです。
予算に余裕をもって探すことをおすすめします。
また、体を包み込む構造上、体の大きな方にはフィットしない可能性があります。
自分の体に合ったサイズを探しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は長時間のデスクワークに向いているチェアクッションを紹介させていただきました。
個人的なおすすめは、オーソペディッククッションです。今回記載したチェアクッションはすべて試しましたが、腰痛が軽減、改善したのはオーソペディッククッションのみでした。
長期間のデスクワークで正しくない姿勢が当たり前になってしまっており、寝返りが打てないほどの腰痛に悩まされていましたが、オーソペディッククッションに出会い、腰を支えることの重要性を学びました。
値段は他のクッションよりも張りますが、体は一生ものです。
座っている時間を考えるとコストパフォーマンスとしてはそれほど悪くないと思い、奮発して購入をしました。
補足をすると、 私の腰痛が改善したのは以下でした。
軽い素材で使い勝手もいいため、デスクワーク以外の食事の際なども使っています。
お尻の部分のクッションはあまり柔らなくないため、このクッションに薄めのジェルクッションを組みわ合わせて使っています。ものすごく快適です。
これを読んでいただいた方も、長時間のデスクワークで腰に違和感を感じていることと思います。
一生付き合う体になりますので、ご自身のために自分のフィットするクッションを購入することを強くおすすめします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。