こんにちは、たいがです!
コロナウィルスが蔓延して、在宅ワークが増えた企業が多くリモート会議が日本でも一気に浸透しました。
それまでは外資系の会社との打ち合わせなどやベンチャー企業など、特定の企業でしか導入されていないケースが多かったイメージです。
そんな広く普及したリモート会議で、以下のような悩みを持っている人はいませんか?
環境音が入って、
相手の音声が非常に聞きづらい。。。
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自分の声はどんな風に届いてるんだろう?
そんなあなた!実は自分の音声は、自分が思っているより相手によく伝わっていない可能性があるんです。。。
私の勤めている社内や取引先にもリモート会議で音声が悪い人がいます。
もちろんPCの環境や、ネットワークの強度などで左右されることもありますが、大多数の方が1000円前後の安いイヤホンを使っていることが多いです。
音声が悪いだけで聞いている側はフラストレーションが溜まりますよね。
どれだけ優秀でも、リモート会議の説明が聞きづらいと、それだけで印象がマイナスになってしまいます。
そんなリモート会議時の音声環境について、「ヘッドフォンの方がよいのか」「イヤホンの方がよいのか」を使用環境に合わせて最適なデバイスを整理したいと思います。
その中で私の使っているおすすめのデバイスも紹介します!※案件ではありません。
この記事はこんな人におすすめです。
この記事は以下のような人におすすめ!
・ヘッドフォンorイヤホンをこれから購入しようとしている人
・自分の環境にあったデバイスを使用できているか不安な人
・リモートワークの機器をこれから探したい人
忙しい人向け QA
- Qヘッドフォンとイヤホンは結局どっちがいいの?
- A個人的見解ですが、1万~2万程度のマイクの良いイヤホンを買って使ってください。
- Qリモート会議に向いているイヤホンで重要な要素は?
- A
マイクが命です。「聞くこと」<「あなたの声を伝えること」です。
以下技術が搭載されたマイクなら間違いないです。
- アクティブノイズキャンセレーション (Active Noise Cancellation, ANC): マイクが外部のノイズを拾い、逆の波形を生成して再生音から引き算し、ノイズを相殺する技術です。これにより、外部の騒音を低減できます。
- パッシブノイズキャンセレーション: 物理的な手段(例: ノイズを遮断するような素材の使用)を使って外部のノイズを減少させる手法です。これはアクティブノイズキャンセレーションとは異なり、電子的な補正を行いません。
- デュアルマイクノイズリダクション (Dual-Microphone Noise Reduction): マイクを複数使用し、環境音を抑制する技術です。通常、一つのマイクは声を拾うために使われ、もう一つのマイクは周囲のノイズを検知して除去するのに利用されます。
ヘッドフォンの得意分野、苦手分野
ヘッドフォンの得意分野と苦手分野について、リモート会議の観点からまとめて行きます。
得意分野(メリット)
ヘッドフォンの得意分野、メリットは以下の通りです。
- 搭載しているドライバがイヤホンより優れており、小さい音や細かい発音まで聞き取りやすい
- 密閉感があり、没入感が得られる。そのため周りが気にならず会議に集中できる
- マイク付きのものが多く、マイクを手で近づけなくてもしっかりと自分の音を拾って相手に伝えてくれる
- 5000円程度からそこそこ使えるものが多い
- ゲーミング用ヘッドフォンなどデザインがかわいいものがある
苦手分野(デメリット)
ヘッドフォンの苦手分野、デメリットは以下の通りです。
- 密閉感が強いため、蒸れやすい。夏の暑い時期はしんどい
- USB(Type-A)タイプのものが多く、PCのUSBポートを1つ使用してしまう
- 周りの音が聞こえなくなるため、自身の声の大きさが聞き取れなくなる
- 締め付けが強く頭痛の原因になる人もいる
- サイズが大きいため、カバンのスペースをとる
ヘッドフォンの得意分野、苦手分野まとめ
◎ ヘッドフォンは在宅ワークで一人の環境がある人には向いている
◎ 予算が少なく5000円前後でよい音声環境を整えたい
→ヘッドフォンは密閉感と没入感を得られます。またその密閉性から小さい音も拾うことができるため、相手の話していることを聞き逃すことを防ぐこともできます。
在宅ワークができるのであれば、周りを気にせず使用することができるため、おすすめです。
また、ゲーミングデバイスを販売しているRezerやLogicoolから5000円~2万くらいで売っています。
※1万を超えるデバイスは良いドライバーを積んでおり、ゲーム向きの場合が多いのでリモート会議であれば5000円で十分です。
× ヘッドフォンは職場でのリモートには向いていない
→ヘッドフォンは持ち運びには向いていません。またヘッドフォンを使っている人は、「自分の声が聞こえない」か「自分の声が小さく聞こえている」ことが多く、自分が思っているより大きい声で話しています。周りが迷惑しているパターンがあるため、職場での使用はおすすめしません。
職場で個室が割り当てられている役職の人は別です(*’▽’)
イヤホンのメリット、デメリット
イヤホンの得意分野と苦手分野について、リモート会議の観点からまとめて行きます。
得意分野(メリット)
イヤホンの得意分野、メリットは以下の通りです。
- 安価でマイク付きのものが多い(1,000円~)
- アナログ端子、USB(Type-C)、ライトニングケーブルなど種類も多く、自分の接続するPCにあったデバイスが選びやすい
- 密閉しすぎないため、周りの音や自分の声が聞こえる
- 小さいものが多いため、持ち運びしやすい
- 耳全体が蒸れづらいため、時期を選ばず使いやすい
苦手分野(デメリット)
イヤホンの苦手分野、デメリットは以下の通りです。
- 耳の形に合わないと、数時間の着用で耳が痛くなる
- 搭載しているドライバがヘッドフォンと比べると劣る。イヤホンによっては、音が聞き取りづらい※安いイヤホンは特に
- イヤホンタイプの多くは、マイクの位置が口より下に来るため、話す際に手でもって近づけないと音声が入りづらい
- 品質の高いイヤホンを購入しようとすると、そこそこ値段が張る(7,000円~15,000円で5,000円のヘッドホンと同等の質感)
- 周りの音が聞こえてしまうため、ヘッドフォンと比べると没入感に欠ける
イヤホンの得意分野、苦手分野まとめ
◎ イヤホンは持ち運びしやすく在宅ワーク、職場を問わずあらゆる場所でのリモート会議に使える
◎ 耳を密閉しないため、自身の声の大きさを把握しながら話せる
→イヤホンはヘッドフォンと異なり、耳を密閉しません。そのため密閉感や没入感には欠けますが、自身の声が聞こえるため周りへの配慮を行うことができます。
持ち運びもしやすいため、すこしお高めの良いイヤホンを購入すればレジャー、アウトドア、スポーツなど他の日常の場面でも活躍すること間違いなしです。
× イヤホンはある程度の価格のイヤホンを購入しないとノイズや環境を拾ってしまう
→正直これが一番つらいです。ぜひリモート会議の録音の聞きなおしや一緒に働く同僚にヒアリングしてみてください。
1000円~3000円くらいまでのイヤホンを使っている場合には、そのイヤホンについているマイクはオマケです。
品質の高いイヤホンやヘッドフォンは、マイクにノイズキャンセルを行う機能がついていたり、拾った音の違いをTeamsやZoomが聞き分けて、ある程度抑えてくれます。
しかし、安いイヤホンはそのような恩恵を受けることができず、よっぽど静かなオフィス出ない限り周りの音をすべて拾ってしまいます。
マウスやキーボード、ディスプレイは自己満の世界です。しかしヘッドフォンやイヤホンのマイクは相手に影響を及ぼします。そのため、リモート会議の参加者と自身のイメージのために、可能な限り他のデバイスに使う予算をこちらに回しましょう!
まとめ
リモート会議での優先度は、「聞くこと」>「話すこと」ではなく「話すこと(あなたの意見を伝えること)」>「聞くこと」です。
どれだけプレゼンテーションが良かったとしても、伝わらなければすべての準備が無意味です。
リモート会議ではなく、オフラインの対面会議でもそれは同じはずです。
つまり!!!ヘッドフォン、イヤホンでも大事なのは「マイク」の性能ということになります。
少しでもマイクで環境音や雑音を減らすために以下のような技術があります。購入時のイヤホンやマイクに該当の機能が含まれていればベストです。
- アクティブノイズキャンセレーション (Active Noise Cancellation, ANC): マイクが外部のノイズを拾い、逆の波形を生成して再生音から引き算し、ノイズを相殺する技術です。これにより、外部の騒音を低減できます。
- パッシブノイズキャンセレーション: 物理的な手段(例: ノイズを遮断するような素材の使用)を使って外部のノイズを減少させる手法です。これはアクティブノイズキャンセレーションとは異なり、電子的な補正を行いません。
- デュアルマイクノイズリダクション (Dual-Microphone Noise Reduction): マイクを複数使用し、環境音を抑制する技術です。通常、一つのマイクは声を拾うために使われ、もう一つのマイクは周囲のノイズを検知して除去するのに利用されます。
私が使っているイヤホンとヘッドフォンは以下になります。
[Razer Kraken V3 X]
ヘッドフォンにも物理ミュートボタンがついており、使い勝手もよいです。
また耐久度も高く、マイク音質も非常に良いです。
イヤホンは以下を使用しています。
[Shokz OpenComm2]
骨伝導イヤホンになります。
耳を塞がないため、蒸れるようなこともありません。
またマイクの質が非常に高く周りで人が話していても、マイクには一切入りません。
また特に気に入っているのが、5分の充電で2時間の使用が可能です。
長時間の打ち合わせにも使用することができ、お気に入りの1つです。
私のコレクションやおすすめのメーカー、機種についてはまた別途まとめて行きたいと思います。
よいリモート会議ライフのための参考にしていただければと思います!